新入社員が学ぶビジネスマナーの中にも「名刺交換の仕方」があるように、社会人として大事な挨拶の場面に登場するのが、この名刺というアイテムです。いつの時代も、名刺はその会社の“顔”といわれ、会社の伝えたいことがぎゅっと凝縮されたものという捉え方もされるようになりました。今ではいろんなソフトが開発され、ネット上には無料で使えるテンプレートも豊富に存在し、自分で作るという方も増えてきました。ネットからダウンロードしたレイアウト通りに作れば、体裁の整った名刺に仕上がるかもしれませんが、それはきっと「どこかで見たことのある名刺」として相手の懐に収まるのではないでしょうか？

名刺が必要なときというのは、自分の人生の中で、なにか大きな一歩を踏み出す節目にあたると思います。その時は「よし、自分で作ってみよう」と思うことも多いと思いますが、実際に相手に渡すとき・渡した後のことを想像してみて下さい。

シンプルでも、凝ったものでも、受け取った側に感じて欲しいことは同じだと思います。きっとそれは、どこかで見たことのあるデザインではなく、あなたらしさをしっかりと伝えてくれて、ビジネスをする上で大切な『信頼』を得られるような印象を与えることだと思います。